猫の手

どうしたらいいの?と試行錯誤した記録.

公開討論会"だれもが使えるウェブサイト"

副題の~ 企業サイトのアクセシビリティでビジネスチャンスをつかむ ~にひかれて参加してきました。

また、主催のNPO法人ハーモニ・アイさんは、以前CSS Nite LP2で音声読み上げソフトを実演されているのを拝見していて興味をもっていたので。(そのときの内容は『Dreamweaver プロフェッショナル・スタイル』に。)

討論会の詳細などはUstreamやTwitterでご確認ください。
なので、参加の感想などをちょっと。

web業界の常識って一般の人の常識?
って疑問に思っている今日この頃なので、アクセシビリティっていってwebサイトつくっているけど本当はどうなの?
というところを知りたいと思ったのですが。。。私自身もValidになるように対応して制作はしているけれど、音声読み上げで試しているかといわれると実際は否。

具体的にこういうところが不便だよなあという意見を聞きたかったのだけれど、テーマが広い?ということもあり短時間ではこのぐらいだろうなあ。

討論会後の懇親会では、「みんなの声で選ぼう!だれもが使えるウェブコンクール」のキックオフのようでもあったようです。
審査に音声読み上げソフトの利用者が参加するということなので、このコンクールの講評などで、具体的な要望など聞ける事を期待しています。

今年の秋に改定予定の「JIS X 8341-3」もそういう利用者の声って入っているのだろうか???


一番心に残っているのは、パネリストの曽根さんの「高齢者はある程度がまんして利用している」という言葉がリアルでした。きっと障害者の方もPC初心者の方や、一般の方もそうなんだろうなあと。
そういうちょっとした「がまん」や「不便」を吸い上げられるような仕組みってどうすればいいんだろう?